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    秋の七草その3 ハギ、萩

    2008.08.17 京友禅 Trackback:0Comment:0

     ゲレンデでハギが咲き始めました。立派な株で咲いているので、遠くからでもピンクの花がよく目立ちます。
    風に揺れる姿はとても情緒があり、万葉集で一番よく詠まれた花というのもわかるような気がします。京友禅話、続きです。
    地入れの終わった生地を、柄の彩色をしてくれる職人さんの所に持って行きます。職人さんまかせで色を塗ってもらう場合もありますが、柄のここにはこの色、ここにはこの色という風に色を指定しておいて、塗ってもらいます。(着物の色に馴染むように柄の色を決めるのがポイントです。)
    全ての柄に色をさしてもらったら、染料が生地に定着してにじまないようにするために、生地全体を蒸します。(友禅で使っている染料は、蒸せばにじまなくなるのです。)蒸しをやってくれる大きな工場へ持って行ってお願いします。
    蒸しからあがってくると、糊糸目を置いてもたった職人さんの所へ再び持って行って、色をさした所に餅粉と糠で作った糊をべったりと塗ってもらいます。(柄に蓋をするようなイメージ。)糊が他の所にくっつかないようにおがくずを糊の上にふりかけて、着物の地に色を塗る”引き染め”をする職人さんの所へ持って行きます。
    塗ってもらう色の見本を持っていってお願いするのですが、見本の色と同じ色を出せるかどうかが職人さんの腕の見せ所となります。むらにならないようにきれいに色を塗ってもらったら、また蒸しの工場で生地を蒸して色がにじまないようにして、同じ工場で柄に蓋をしていた糊と糊糸目をきれいに洗い流してもらいます。(昔は川に流して洗っていました。写真などで見た事があるかもしれませんね。)
    この洗う行程を”水元”というのですが、水元が終わると初めてどんな着物になったかの全容がわかるようになります。とてもドキドキしてちょっと感慨深い瞬間です。
    さぁ、あとちょっとで完成しますよ。

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